2009第2節カターレ富山戦コラム

2009シーズン最初のAWAY遠征は、今季Jに昇格してきた富山へのバスツアーで幕を開けた。予報では、雪と寒さの悪天候が心配されていたが、愛媛を出発したバスの中は、そんな事は問題ではなく、富山での勝利を誓い合い、また、遠征メンバーの結婚サプライズ企画や、恒例の遠征スペシャルクイズなどで熱く盛り上がった。スタジアムに着くと、想像していた雪も寒さも全くなく、『やってやる』気持ちがどんどん高揚していった。自分自身、初めて目の当たりにする富山の立派なスタジアムにうらやましさを感じながらも、気持ちを切り替え、応援へと入っていく。『絶対に勝つ』そう意気込んだ試合開始早々、一点目が決まる。誰がどのようにシュートしたかなんて、その時は見れていない。だが、ゴールに吸い込まれたボールを見て、『入ったんだ』と実感。その後も愛媛は良い動きを見せ、どんどんシュートを打ち、富山へJの厳しさを見せつけた。そして、早さと運動量と気持ちで相手を上回った二点目が、ゴールに突き刺さる。選手達の気持ちと私達サポーターの気持ち・声が一つになった瞬間だった。叫び、歓び、飛び跳ね、抱き合い…ゴール裏がより一つになる。後半は富山に一点を返され、少し押される部分もあったが、選手・サポーター共に、気持ちを切らさず、勝利はしっかりと守り切った。試合が終了し、勝利を修めた後の、お決まりの、今回はAWAY富山の目の前でのラインダンス。本当に気持ちが良かった。選手もサポーターも、溢れんばかりの笑顔で歌い、踊り続けた。帰りは、芸能人も多数来店する回転寿司屋で祝勝会。勝利の余韻とお寿司の美味しさ、両方を存分に味わえる時となった。帰りの車内では、自分自身、疲れよりも歓びや嬉しさ、興奮…そして、充実感で胸がいっぱいで、ほとんど疲れを感じる事なく、愛媛へと帰って行った。次のAWAYは熊本だ。AWAYで感じる事、得るもの、勝利した時の歓びは、何にも代えられない程本当に大きい。共に行こう！共に叫ぼう！共に闘おう！共に勝利を味わおう！

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